患者様の情報
40代 男性
症状
2年ほど前から急な腹痛と下痢に悩むようになり、以来まともな便は出ていないとの事です。
心配になり検査も受けたが、大腸には異常無くお薬を続けて飲んでいるが変化は無いとの事でした。
下痢が続くと痔になる可能性もあると聞いたことがあるそうで、その事も心配されていました。
電車に乗る前や会議前などには特に腹痛があり、それも気にして生活をしないといけない事が億劫になっているので改善したいとの事でした。
過敏性腸症候群の場合、大腸の不調だけで無くその大腸に信号を送る自律神経も不調になっているので調整してあげないといけません。
治療経過
お腹が冷えている自覚はありませんでしたが、直接触らせてもらうと冷えていました。反り腰と猫背で頭位は前方全身の脱力気味な姿勢で生活しておられるようでしたので、自律神経の調整やお腹の循環改善だけで無く、姿勢からの改善が必要でした。
4回目ぐらいになり整体後の体の変化に気づいてもらえるようになり、帰りの電車でお腹が心配にならなくなっていたそうです。
スムーズに改善できれば良いのですが日々の疲労やストレスで少しずつの変化になります。
12回目の整体後には1日中お腹の心配があったが、この頃には夕方には心配しなくても良くなっているとの事でした。会議や帰宅の電車などで急に腹痛を感じる事がなくなっているそうです。
19回目の整体時には下痢も少しずつ変わってきているようだとお話があり便も改善が見られてきました。
徐々に変化をする事で身体の負担を減らして整体を受けてもらえるので自律神経へのストレスも調整しやすくなりました。
以降、少しずつ改善がみられ8ヶ月後には出勤時や電車に乗る際に腹痛を怖がる事無く過ごして下痢も1ヶ月に数回になっているとの事でした。現在も身体に良い状態を馴染ませて悪化したり別の不調が出ないように来院されていますので、もっと調子が良くなるようにお手伝いをしていきたいと思います。