患者様の情報
3週間前から急に股関節の痛みが出てきました。
特にスポーツもしておらず、痛めた記憶はないのですが、なぜか急に痛みが出てきて驚いていました。
痛みは左の股関節で、歩行の荷重時と胡坐をかくように動かすと痛みがでます。それ以外の動きでは痛みは出ません。
歩くのが痛みが出るので、外出することが嫌になってきていました。仕事で出勤するのは仕方ないので、我慢してますが、休みの日にどこかへ出かけたり、買い物に行く時など、辛い気持ちになっていたそうです。
痛みは少しずつ強くなってきて、マシになることはありませんでした。
揉みほぐしのマッサージに一度行きましたがやはり治らず、整形外科に行ってみました。先生から股関節のレントゲンは綺麗だから筋肉の炎症と言われました。特に治療法はなく、痛み止めをもらっただけでした。
このまま痛みが治らなければどうなるのかと思うと、精神的にも落ち込みやすくなってしまったそうです。
ネットで当院を見つけて頂き来院されました。
治療経過
股関節の可動域を左右で比較すると、左側がかなり制限されていました。荷重時と胡坐をかく動きを確認して、姿勢との連動を見ていきました。
背骨の配列が悪く、腰椎の歪みがあったので、第3,4腰椎を抑えながら胡坐をかく動きをしてもらったら痛み無くできました。姿勢の悪さからくる歪みが原因だとお伝えして、治療を開始しました。
施術は背骨の胸腰椎移行部と骨盤を中心に行っていきました。時間がかかることを説明してまずは1週間に1回のペースで通ってもらいました。
通院8回目で歩行時の股関節の痛みが少しマシになったと言われまた。歩行が楽になってきたので、気分的にも楽になっていました。
通院13回目で、歩行時の痛みは8割取れていました。胡坐をかく動きに関してはまだ変化はありませんでした。
7か月たった頃に、再評価してみると、歩行時の痛みは完全に取れていて、胡坐をかく動きはゆっくりとなら痛みは出ない状態になりました。しかし、急にグッと動かすとまだ少し痛みは残っていました。これくらいであれば本人さんは気にならないと言われていました。
現在は再発しないために1ヵ月に1回の頻度でメンテナンスを受けに来ています。