患者様の情報
この方は、頚椎ヘルニアによって常に左腕に痛みがあり、人差し指にしびれがありました。また、左の肩甲骨の内側にも痛みがあり、腕立て伏せができないくらい力が入らない状態でした。
初めて痛くなったのは5年前で、その時はペインクリニックで注射を6回打ち改善したそうです。
しかし、今回も同じようにペインクリニックで注射を2,3回打ちましたが、余計に痛みが酷くなったようです。最悪の場合は手術も考えているとのことで、なんとかならないかということで来院されました。
治療経過
この方は、胸椎や肩甲骨の動きが硬くなっており、それによって頚椎に負担がかかっている状態でした。
最初のペインクリニックでの注射で症状は改善しましたが、胸椎の硬さを取らないと根本的には改善せず、いつ再発してもおかしくない状態だったと思います。さらに趣味のサーフィンやお仕事でのトラックの運転で首に負担がかかり、症状の再発、助長させていたような感じでした。
施術は、まず骨盤や肋骨がスムーズ動くように調整していきました。また、顎や頭部の施術と腎臓の調整も行っていきながら、胸椎や肩甲骨の硬さを取っていき、頚椎への負担を減らしていくように整体をしました。
通院4回目には、痛みは取れていましたがしびれはまだ残っている状態でした。
通院7回目には、しびれも取れて、手に力も入るようになっており、手術せずに改善しサーフィンがまたできると喜ばれていました。